北海道でルアーにハマる三十路の冒険

ルアーフィッシングにのみ情熱を注ぐおっさんの物語です

紋別カラフトマス釣行②

8月中旬にカラフトマスを求めて紋別まで行ってまいりました。

 

土曜日の夕方、思いがけずロクなファイトを味わうことなく1本釣りあげた僕は心穏やかに車中で眠りにつくのでした。

 

このあと訪れる天国と地獄を知ることもなく。

 

 

翌朝、味をしめた僕は前日と同じポイントに入ります。

ハイシーズンとあって3m間隔でみんな思い思いに浮きルアーやスプーンを投げています。

20〜30人はいたでしょうか?

 

しかしなかなかヒットしません。

きょうは岸寄りしてないのか?

 

ここでちょっとルアーチェンジ。

10gのアカキンからサイズを落とし、6gのアカキンを遠投。

 

表層を巻いているとロッドに明確な重みを感じます!

「食った」と思うと同時に信じられないスピードで走り出し、遠くで銀色の魚体がその身を水面に晒します。

でかい!

 

速い、そして重いその魚は容赦なくラインを引き出していきます。

 

キツめに締めたドラグが唸る、ただ周囲に人がいるので走られてはいけない。

 

スプールを押さえてコントロールしようとした瞬間…

 

ラインブレイク。

 

PE1号、リーダーはフロロ14ポンドでしたが、

PEから切れていました。

 

傷が入って弱っていたのか?

悔しさだけが残ります。逃した魚は大きい。

 

このファイトで一気に気弱になった僕はリーダーを22ポンドに変え、気弱なキャストを繰り返します。

 

しかし続かず。

 

日の出から幾分経った午前7時過ぎ。

 

もじりが見えはじめました。

 

一気に活気付く周囲、期待が高まります。

 

周りでポツポツ魚があがりはじめた頃、

僕にもその瞬間が訪れました。

 

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やったで。

 

前日と同じパターンのブルー×シルバーで出した1本。

決定的に違うのはそのファイト。

 

僕は自称北のバスアングラーなので、使っているロッドはツララモンストロ66sです。

 

軽量パワーファイトモデルのバスロッドを半月にしならせるパワー、そして岸際での最後のひと走り。

あのファイトは一度味わうと忘れられません。

 

 

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その後アカキンでもヒット。

こちらはかなり岸寄りでバイトし、キレイに合わせられた気持ちのいい1本でした。

 

 

惜しむべくはバラしの数。

 

先のラインブレイクを含む4バラし。

ほとんどが岸際でのフックアウトでした。

 

寄せのテクニックを身につけないと確率はあがっていかないなと、反省の残る釣行となりました。

 

次回はセッパリを釣りたいですな!

欲が出た僕は次の釣行に胸を躍らせるのでした。