北海道でルアーにハマる三十路の冒険

ルアーフィッシングにのみ情熱を注ぐおっさんの物語です

朱鞠内湖でイトウを狙う

日本三大怪魚のひとつに数えられている北海道のイトウ。

 

「幻の魚」と呼ばれ、釣り人であれば一度は夢見るであろう北海道の宝を狙いに朱鞠内湖へ行ってきました。

 

季節は9月上旬、シーズンインには少し早いかというタイミングですが、一度思い立ってしまうといてもたってもいられなくなってしまうのは僕だけではないんじゃないでしょうか。

 

とは言ってもトラウト釣り初心者、さらにイトウ相手となるとそれなりの準備が必要です。

これまで頑なにウェーダーの購入を拒んできましたが、それがイトウへの近道となれば話は別です。

 

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急遽ウェーディング用の装備を揃え渓流でテスト。

友人にドヤ顔で送ったところ「ウェーダーの履き方違うで」の一言。

 

どうやらブーツインスタイルはウェーディング界では主流ではないようです。

 

続いてルアーのセレクト。

釣具屋へ赴きアドバイスを頂きながら揃えたのは

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■バスデイ シュガーミノースリム120F

■ティムコ シュマリ110F

など。

 

朱鞠内湖のイトウはこの時期ワカサギをメインベイトにしているらしく、細身のルアーへの反応がいいのだとか。

 

特にシュガーミノースリムは120mmというサイズが効くらしいです、本当でしょうか。

 

フックを付け替え、ランディングネットも新調し、格好だけは一丁前になりました。

朱鞠内湖での釣りはシングルのバーブレスフックが義務付けられています。

 

ただここで僕は大きなミスを犯していることになります。

 

 

札幌から車で3時間、幌加内町にある朱鞠内湖はキャンプ場としても人気で週末ということもありキャンプを楽しむ方々が思い思いにテントを建てていました。

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見事な朝焼けが迎えてくれました。

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朱鞠内湖のポイントはこんな感じ。(朱鞠内湖公式ホームページより)

「こんな感じ」って宣っておりますが、初めてのフィールドで右も左も分からないので渡船の予約をしていました。

 

 

「ポイントの希望は?」

「おまかせで」

という端的で分かりやすいやりとりの末、

浮島というポイントに入ることに。

 

以下、船上での会話。

 

僕「最近の釣果はどうですか?」

   「まだ早いんじゃないですか?魚浮いてきてないですよ。シンキングって持ってます?」

 

 

…え?

 

 

どうやらそういうことみたいです。

イトウにとってはまだ水温が高く、この時期はディープエリア(5m〜8mくらい)にいるのではないかとの話。

 

僕が息巻いて用意したミノーはトップから最大深度2.3m。

唯一、Dコンタクト85のみシンキング。

 

圧倒的に足りない。

 

辛うじて持ってきていたカラフトマス用に買ったスプーンは車の中。

 

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とりあえず朝まずめはミノーで勝負です。

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異常なし!

 

 

 

 

午後に一度ポイント移動(その際スプーンを取りに戻っています)しましたが

 

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異常なし!

 

 

ウグイが数匹釣れました。

 

 

ただ、最高のロケーションのなか、一日中ルアーを投げ続けるだけでも楽しいものですね!

 

しかし絶対釣りたい北海道の魚。

季節と釣り方をもう一度考えてリベンジを決意した1日となりました。

 

 

 

続く。