2021年、何故アンタレスDCMDなのか。
2021年。
今年もフィッシングショーにてシマノの新製品が発表されました。
僕もこの日を待ち侘びたひとりでした。
目玉は言わずもがな、21アンタレスDCとカルカッタコンクエスト、次点でスコーピオンMDだと思います。
新製品発表に向け、財布の紐がゆるゆるになっている僕でしたが、、
購入したのは18年に発売となった「アンタレスDCMD」でした。
恐らくですが、このような行動に出た人は僕だけではないと思います。
なぜ今さらアンタレスDCMDなのか。
リールを選ぶ上で最も考えなければならないことは、「自分がどんな釣りをするのか」です。
僕の場合はソルト中心で、今年は磯ロックにも手を伸ばしたいのと、なんと言っても高知でのアカメ釣りまで視野を広げたいという意味でより強く、より糸巻き量の多いスペックが良さそうです。
理由①糸巻き量
新しく発売される21アンタレスDCは16lb100m
一方でDCMDは20lb100m
この差は個人的には大きく、ソルトでPE3号を巻くことを想定するとよりキャパシティの大きいDCMDかなと思っています。
理由②スプール幅
21アンタレスDC=経は37mm/幅19mm
18アンタレスDCMD=経は38mm/幅22mm
注目したいのは幅。
19mmというスプール幅は17エクスセンスDCと同じです。
僕はエクスセンスDCも所有しているのですが
19mmのいわゆる「ナロースプール」は遠投時の糸痩せが著しく、キャスト後の一回転あたりの糸巻き量と手前での一回転あたりの糸巻き量に大きな差が生まれるというデメリットもあります。
また、21アンタレスDCと17エクスセンスとの差別化が僕の中では難しいのも理由のひとつです。
理由③ビッグベイト対応
これはアカメ釣りのみを考えた場合、2ozクラスのルアーをより快適に扱えるという点でDCMDに軍配があがるのではないでしょうか。
上記の理由から、敢えての新モデルではなく
アンタレスDCMDを選びました。
アンタレスの代名詞とも言える飛距離に関しては、
某王様も「マイルドになった」という表現に留めているあたり、新モデルのブレーキシステムが劇的に変わったという風には捉えていません。
あと数年もすれば新型のDCMDが出るかもしれませんが、そんな事を言っていたらいつまで経っても世界最高のリールを使うことができないですもんね。
こうして必死に買う理由を探しては並べ、
高価な道具が増えていく訳です。
それにしても、カ、カッコいい。