【遠征組用】高知でアカメを釣りたい①タックル編
日本三大怪魚の一角を担うアカメ。
主に高知県の浦戸湾で釣ることができます。
僕も浪漫しか感じられないこの魚の魅力に取り憑かれたひとりです。
しかしながら、北海道からは遠い。あまりにも遠い。
限られた期間の中で、限られたチャンスをものにするためにも、それこそ1年かけて準備を進めております。
何年か追い求めているうちに、自分にあったスタイルが見えはじめたので整理の意味も込めてしたためておきます。
スピニングがいいのか、ベイトがいいのか。
アカメを狙ううえで誰しもが考えなければならないタックルの話。
結論、どっちでもいいと思っています。
ただ、釣りをする場所が杭の乱立する橋脚まわりなのか、オープンエリアなのかによってファイトの仕方も変わるので、一概にどちらがいいとかは結論づけられない、という側面もあります。
僕の場合は、過去の釣果を振り返ってみても圧倒的にオープンエリアでの釣りが肌にあっているので、タックルを組む際には大場所での釣りを前提に考えています。
•大場所を前提としたタックル
【スピニング】
ロッド/ Staccato98MHSS-HX(ツララ)
リール/ 22ステラ4000XG(シマノ)
ライン/ PE2号、リーダー40lb.
最も釣果をあげているタックルです。
写真は記念すべきメーターオーバーのアカメ。
ラインに関してはギリギリもいいところですが、その分ルアーはしっかり動いてくれる印象をもちます。
ロッドはツララのスタッカート。リールはステラの4000番です。
強度重視でショアジギロッドを使う方もいますが、毎晩何時間もキャストを続けることを考えると、タックルの重量、バランスも非常に大事だと思います。
なによりこのスタッカートというロッド。
ストローガイドセッティングによるキャストフィールの良さに加え(これまで僕は小口径ガイドには否定的でした)、見た目以上にパワーがあるのは流石ツララ。
メーターオーバーともちゃんと戦えます。
【ベイト①】
ライン/ PE3号、リーダー80lb.
元来、僕はベイトタックルの方が好きです。
とにかくカッコいいのがその理由。
そしてアカメ釣りにおいては普通に使うビッグベイトを投げるためには不可欠な存在です。
タイニークラッシュが気持ちよくかっ飛んでいきますよ。
…ただこのタックルでアカメが釣れたことはありません。
せっかくのワールドシャウラなのに。
せっかくのアンタレスDCMDなのに。
過去に釣れたのは外道、と言うにはあまりにも贅沢な91cmのランカーシーバスです。
【ベイト②】
ロッド/ Corona80XHSC-HX(ツララ)
リール/ ????(未定)
最後はワールドシャウラでも投げるのがツラいジャイアントベイト用に購入したコローナ80です。
北海道の釣りには全くもってフィットしないスペックですが…気が狂うほど欲しくなり探しまくった結果、鳥取に1本あるのを見つけたので迷わず購入、送っていただいた代物です。
そしてなぜリールが未定なのかと言うと、
来年2023年にカルカッタコンクエスト300、400あたりが出てこないかな…と淡い期待をしているからです。
試しにカルコン200番サイズをつけてみましたが、あまりに小さ過ぎてアンバランス。
この辺りをしっかり揃えて、次回のアカメ釣行に臨みます。
遠征組がタックルを考える。
ここでようやく表題。
僕は北海道に住んでいるので、本州への遠征となると必然的に飛行機での移動になります。
これまでは機内持ち込みもでき、スーツケースにも収まるパックロッドが良いと思っていました。(実際に、上記のワールドシャウラはパックロッド)
しかし、実際に旅をしてみるとそこまで神経質に考えなくても良いことが分かりました。
日本の航空会社では荷物を預ける際に釣竿と伝えるだけで、しっかりと保護して運んでくれますし、遠征先ではレンタカーを借りるケースがほとんどなので、余程の大物でない限りさほど不便さを感じません。
携帯性<<<<強度
今はこのように考えています。
パックロッドのラインナップが増えてきているとはいえ、通常の2ピースロッドなどには及びません。
現地で最大限のパフォーマンスができる(であろう)ロッドを選ぶことの方が重要だと考えを改めました。