北海道でルアーにハマる三十路の冒険

ルアーフィッシングにのみ情熱を注ぐおっさんの物語です

室蘭沖堤防でのアブラコの釣り方

本州では「アイナメ」にあたるこの魚は

ヒットしたら強烈な首振りとトルクのあるファイトで釣り人を楽しませてくれます。

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北海道では気軽に?50アップを狙えるとだけあって

非常に人気のある魚です。

 

僕もその魅力に取り憑かれたひとり。

最近では週末になると聖地、室蘭へとせっせと足を運び、ネチネチ底を攻めては一喜一憂しております。

 

室蘭沖堤防については、以前も日記をつけました。

 

室蘭沖堤防でアブラコを狙う - 北海道でルアーにハマる三十路の冒険

 

あれからタックルなんかが変わっているので、

改めて忘備録として残しておこうと思います。

 

 

 

タックル

室蘭沖堤防で主に使うタックルは2本。

ロッド:ワールドシャウラ1754r-5

リール:アンタレスDCMD

ライン:PE3号

リーダー:フロロ16lb

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風が弱く、潮の流れが弱い時は感度重視でPEを選ぶことが多いです。

アブラコの「カツン!」というアタリがあったときの高揚感はPEの方が強く感じられて好きなんです。

 

ワールドシャウラ1754は本来は高知のアカメ用に購入したのですが、ロックフィッシュの釣りにおいてもしっかりと役目を果たしてくれています。

何より安心感が違う。どんな大物が掛かってもきっと大丈夫でしょう。

 

ロッド:ワールドシャウラ1752r-2

リール:カルカッタコンクエストDC201HG

ライン:フロロ16lb

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こちらは風があったり、潮が早くラインが流される状況用のタックルです。

1752には絶対の信頼を寄せています。

とにかくバーサタイル。僕は感度も十分過ぎるほどあると思っています。

カルコンDCについても流石の巻き感。

 

カルコンのような所謂「巻き物用」とも言われるリールはロックフィッシュの穴撃ちをやる上で必要か?と問われると他にも選択肢はあるんでしょうけど、そんなことが些細な問題だと思えるくらいカッコいい。

 

気分によってタックルを組み替えます…そうやって考えている時間がいちばん楽しかったりするんですよね。

 

ルアー

数多くの選択肢の中から状況に応じて使い分ける必要があるのですが、そんな野暮なこと言ったら元も子もありません。

僕が室蘭沖堤防で最近狂ったように投げているワームを3つご紹介させてください。

 

◼️deps デスアダー4インチ

最近北海道の釣具屋でも良く目につく位置に置かれるようになったバス釣り界では知らない人はいない有名ルアー。色は特に気にしていませんが、個人的にはグリパンやジューングラスあたりを良く使っています。

 

 

 

◼️O.S.P ドライブクロー3インチ

絶対的信頼を寄せているルアーです。

北海道では人気がないのか、サイズ、カラーバリエーションが少ない上に棚の下の方にひっそりと並べられている印象ですが、ハッキリ言って滅茶苦茶釣れます。僕は通販でまとめ買いして、冬場の穴撃ちでは一日中これを投げ倒すレベルです。

カラーは「エビミソブラック」一択です。

気持ちぼってりとしたハサミが絶妙な動きを見せてくれて、これで釣れなかったら仕方がないとまで思わせる程度の実績と信頼を得ています。

 

◼️ノリーズ レディーフィッシュ

最近急に使い出したワームです。

用途はデスアダーと一緒で、ベイトが小魚の時。

こちらも何故か近所の釣具店での取り扱いがなく、たまに入荷される程度ですが、いい魚を連れてきてくれるイメージがあり、株が急上昇しています。

 

 

 

リグ

リグに関してはメインは2つ。

①テキサスリグ

バレットシンカーは17.5gから24gくらいまでを使い分けています。ビーズはたまに気分で入れる程度で、僕は使わない場合が殆どです。

 

ビフテキ

より垂直にルアーを落とし込みたい時に使います。

こちらも28gまで用意して潮の流れなど状況によって決めています。

 

その他、フリーリグなどありますが殆ど使っていません。ヘビダンとかも試してみたいのですが、使用感について語るほど投げていないので割愛。

 

 

アクション

室蘭沖堤防においては殆どの場合足元から15mくらいまではブロックや捨石がゴロゴロあります。

防波堤の詳しい構造は知りませんが、

至る所に穴やスリットがあり、そこを住処とする魚が数多くいることは事実です。

 

僕はアホみたいに底をとるのが好きなので、

基本的にはリフト&フォール、時々ステイでネチネチ探っていきます。

 

この時、一番神経を使っているのが

フォールのさせ方です。

 

跳ね上げた後、竿をゆっくり下ろしながらラインを送ります。

イメージとしてはテンションフォールとカーブフォールの中間、ラインにテンションがかかるかかからないかくらいを意識しています。

 

竿の下げ幅以上に落ちる場合はクラッチを切って更に穴の奥に落とし込みます。

 

もうひとつ意識しているのはアタリの取り方。

ルアーをよりフリーな状態にすることを心がけます。

ここでフラットの状態を0、テンションがかかった状態を+1、抜けている状態を-1と考えます。

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-1から0のアタリをとっていくイメージです。

「ラインでアタリをとる」という表現が適切なんでしょうか?

こうして感覚的なものを言葉にするのって難しいですよね。伝わり辛く申し訳ありません。

 

この方法を意識しだしてから目に見えて釣果に変化があったので、少なくとも「近からず遠からず」な部分は抑えているのかなと思っています。

 

室蘭沖堤に限らず、アブラコ釣りには巻きのパターンもあって色々試したくなりますが、「とりあえず1本とりたい!」という方、何かの参考になれば幸いです。