マレーシアにトーマンを釣りに行ったお話②
2019年5月。虹色に輝く怪魚「トーマン」を求めマレーシアに行き、無事キャッチすることができました。
マレーシアにトーマンを釣りに行ったお話 - 北海道でルアーにハマる三十路の冒険
ここで使用タックル、ルアーについてご紹介いたします。
■ロッド:①ツララ ジェットセッター63C
②ツララ ジェットセッター61C
■ライン:PE3号+フロロカーボン50lb
ロッドに関してはXHの63Cをメインに使いました。
61Cでもやってやれないことはありませんが、
パワーファイト必至のトーマンに対して若干の不安があるかなと思います。
トーマンの釣り方
ガイドに教わったやり方は3つ。
1.ボイル打ち
肺呼吸するために水面にあがってくるトーマンを目掛けて狙い撃つ方法。瞬時の判断と正確なキャスティングが試されます。現地では「シングルトーマン」と呼ばれていました。ルアーで狙う際の最も一般的な釣り方で、僕はいちばんこの釣り方で釣果を得ました。
何故かチャートカラーへの反応がよく、
キャッチした全てのトーマンはこのルアーでの釣果です。
2.稚魚ボール打ち
湖を眺めていると、時折トーマンの稚魚が群れをなして表層に呼吸しに上がってきます。
真っ赤な稚魚がブワーって上がってくるんです。
そこにスピナーベイトを通すと母親(ママトーマン)が子どもを守ろうと怒り狂ってルアーに攻撃します。
ネスト打ちをよく思わない方も多いかと思いますが、現地では一般的な釣り方のようです。
ちなみに僕は全く釣れませんでした。
ガイド曰く“Mama Toman is VERY VERY Clever.”
一度ルアーを見切られてしまうと二度と食い付いてはこないようです。
まさに一投入魂の勝負です。
3.ブラインドキャスト
シャローエリアや水草が生い茂っているエリアでフロッグなどを引いてくる釣り方。予期せぬところで水面が爆発するのは超エキサイティングです。
3泊5日の旅でたくさんのトーマンに会うことができました。
このトーマン釣りの魅力は
日本から遠く離れた環境、大自然を満喫できること。
信じられないくらいの強烈な引きを楽しめること。
炎天下のなか、ボートの上で飲むコーラがアホみたいに美味しいこと。
あー、書いていたらまた行きたくなってきた。
他の海外ツアーより比較的安価に行けるのも魅力のひとつですので、今後チャンスがあったら更なる怪物を求めて行ってみたいと思います。