北海道でルアーにハマる三十路の冒険

ルアーフィッシングにのみ情熱を注ぐおっさんの物語です

支笏湖トラウトをめぐる冒険

 

道内各地はもうすっかり冬景色ですね。

 

12月1日。北海道のトラウトアングラーが死ぬほど待ちわびた洞爺湖の解禁。

 

例に漏れず僕も参戦してきました。

 

 

が惨敗。

 

 

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どうやったら釣れるんだろう。

去年の解禁日も見事なノーフィッシュをかましました。

 

支笏湖洞爺湖には苦い経験しかありません。

 

何がいけないのだろう?

 

気象条件?トレースライン?ルアーの選択?

 

考えるべきことが多すぎます。

 

翌週、道央圏のアングラーはみんな洞爺湖に行っているだろうと勝手に予想して支笏湖へ赴くことに。

 

 

超有名な美笛川から北上したポイントを狙います。

 

ここ、ロケーションはいいんですけど遠いんですよね。湖畔を歩くこと40分から50分ほど。

 

釣りをされない方から見たら意味不明。狂気の沙汰。

 

でも僕は言ってやりたいですね。

「タピオカやらパンケーキやらで並ぶくらいなら、支笏湖畔を歩け」と。

 

ここには本物のインスタ映えの景色が広がっています。

 

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風はそこまで強くなく、かといって吹かない訳でもなく、波も立つような立たないような…なんとも言えないコンディション。

 

魚はどこにいるのだろうか?

 

うん、よく分からないけど中層あたりにいるやろ!

 

思考停止アカキンスプーンで探りはじめることにします。

 

 

 

 

 

反応なし。

 

 

1時間ほど投げたところで、日差しがでてきて状況が変化しました。

 

 

ここでルアーチェンジ。

 

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魚が下から見上げたときによりシルエットがくっきりする(であろう)黒ベースのアワビを選択します。

 

とりあえず投げて表層を巻いてみることに。

 

 

 

…グン!

 

 

い、一投目でヒット。

 

思いもよらず狙いが的中。

 

 

幸い急なブレイクやストラクチャーはなく、

比較的余裕をもって戦うことになりました。

 

 

それにしてもこの魚、とにかく回る。そして跳ねる。

 

 

しかし、男も齢30も越えると大人の対応ですよ。

 

「落ち着け」と。

 

 

まぁ自分に言い聞かせているんですけどね。

 

 

やっとの思いでかけた魚、ここでバラしたら泣くに泣けません。

 

 

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やりました。

 

メジャーを持ってきていなかったので、正確なサイズはわかりませんが、40アップは間違いなしの綺麗な魚でした。

 

 

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り、凛々しい。

 

これはパターン掴んだで!と思いきやこの後は続かず。

 

しかし念願の支笏湖トラウト。

長い戦いに一応決着をつけることができました。

 

 

次はまだ見ぬ支笏湖に潜むモンスターを求めて。

これからのシーズンが楽しみです。