北海道でルアーにハマる三十路の冒険

ルアーフィッシングにのみ情熱を注ぐおっさんの物語です

モエレ沼公園でライギョ釣り

北海道でもだいぶ日差しの強い日が多くなってきました。

 

港ではヒラメやらイカやらがシーズンインしたようで、今から次の釣行が楽しみなのですが、、

 

モエレ沼ライギョがいる」

 

そんな話を(ネットで)聞いた私はいてもたってもいられず沼にノコノコと出掛ける訳です。

 

 

実は今年、マレーシアにいる虹色に輝くライギョ「トーマン」を釣りに行ったんですよ。

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その時の釣果がこれ。

信じられないくらい強靭なファイトは今でも忘れられません。

 

そんな過去の栄光を引きずるように、北海道でもライギョが釣れるというのであれば、すっとんで行く訳です。

 

 

今までライギョ釣りはやったことがなかった私にとって完全に未知の世界。

 

フロッグ?何それ?美味しいの?状態です。

 

とりあえず釣具屋でフロッグを2、3個購入し、

目指すはモエレ沼です。

 

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モエレ沼公園は中央の公園をぐるっと取り囲むように流れのないフィールドが広がっています。

 

情報はこれだけ。

ポイントも何も分からず、とりあえず足を運んでみます。

 

 

市街地から30分程度で行けるのもこのポイントの魅力ですよね。

 

到着後、駐車場からほどなく歩いたところから沼を見下ろしてみます。

 

うん、良さそうです。

 

水草が辺りを覆い尽くしていて「いかにも」な雰囲気。

 

少しオープンになったところではヘラブナ師たちが思い思いに竿を出していました。

 

とりあえず初日はポイント全体を知るためにランガンしてみます。

 

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タックルは新調したばかりの

•ツララ モンストロ710モバイル

•17エクスセンスDC XG

 

…サラッと紹介しましたが、勇気が必要だったんですよね、これ買うの。

 

新参者に入魂すべく、フロッグを投げまくります。

水門のまわりやカバーの際など、思いつく限り歩いては投げ、歩いては投げ…

 

 

 

 

 

ボコンッ!

 

ルアーをひったくろうと、真横からライギョが勢いよくバイトします。

 

が、、フックには届かず。

 

初日はこれ以降沈黙。

 

ほろ苦いデビュー戦になりました。

 

 

 

 

……

 

 

そこから4日経った昼下がり。

ええ、毎日のように通いましたよ。

 

仕事終わりにタックルを積んではモエレ沼に向かう日々。

 

「知識も経験もないなら足で稼ごう」

 

数打ち当たる精神で何とか1本引っこ抜こうという、単純ですが効果的な戦術でメモリアルライギョを狙います。

 

 

この日は生い茂る水草の上を通しまくります。

フロッグを流すコースを変えつつ、丁寧に引いていきます。

 

 

 

……

 

バコンッ!!

 

 

手前10メートルくらいで水面が爆発します。

 

確かな重みをロッドに感じフッキング!

 

何とかのったものの、水草が厚く想像以上に悪戦苦闘します。

 

落ち着け、落ち着け。

 

 

 

 

 

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やりました。

初のライギョは55センチ、細身ではありますがやっと釣れてくれました。

 

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フックもガッツリかかってくれていました。

 

トップに出る面白さ、暴力的なファイト。

見た目的にあまり…という方も多いと思いますが、

それを補って余りあるほどの面白い釣りだと思います。

 

次はもっと大きく!太く!を目標にモエレ沼に通う日々は続きそうです。